ニュースレター

第104号ニュースレター

皆さん、はじめまして。

岩手県北上市の在宅ホスピスケアについて紹介します。
私たちの町の取り組みのポイントは行政、市民、医療の連携です。北上市役所は、がん患者さんのご家族から頂いた寄付をきっかけに基金を創設し、平成6年に緩和ケア事業を開始しました。その後、事業の改良を重ね、現在では介護保険対象外の患者さんに在宅療養費用の助成を行っています。

市民のホスピスケアへの関心も高く、患者会、家族会を中心に講演会の開催や、緩和ケアの充実を望む署名活動など様々な取り組みを行っています。医療・介護側も、診療所、病院、訪問看護ステーション、介護支援センターが連携して在宅のがん患者さんのサポートに取り組んでおり、平成7年には4%だった北上地区のがん患者さんの在宅死率は、平成15年には20%を超えるようになりました。

これからも地域のネットワークを大事にしながら、「誰でもどこでもホスピスケア」をめざして地道に活動を続けていきたいと思います。

在宅ホスピス協会会員 星野 彰 (岩手県立北上病院

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