ニュースレター

第119号ニュースレター

『全国大会松山実行委員から』

深まりゆく秋の中、道後温泉本館ほど近くのホテルで3日間の全国大会が開かれました。北海道から佐賀県まで、スタッフ・ボランティア含めて総勢165名の参加者があり、無事終了いたしました。

懇親会での愉しいひと時、とりわけデーケン先生も参加して全員が輪になって踊った阿波踊りは圧巻でした。また、デーケン先生の講演「響き合うこころー家族とグリーフケアー」は、とても深い示唆に富んだ、愛あふれるお話でした。「私に変えられないことは、そのまま受け入れる平静さと変えられることは、すぐにそれを行う勇気と、そしてそれを見分けるための知恵をどうぞお与え下さい」という希望への祈りの言葉に大変力づけられた方も多かったように思います。

三ヶ所に分かれて行われた分科会では、在宅の看取りを進めていく中で家族にどのような支援が必要なのか、遺族ケアの取り組みはどうしているか、独居の看取りはどうサポートしたらいいか、など2時間を越える活発な意見交換ができました。

在宅ホスピスを取り巻く医療情勢は必ずしも楽観できることばかりではありません。患者・家族のことを大切にして「手作りの」在宅ホスピスケアを丁寧に行っているところに、「機械的な」やりかたと感じられるような少々荒っぽい方法が参入してきているのではないかと心配しています。

「現場でコツコツとチームを築き上げながら、在宅での看取りをしている仲間たちが一同に会して、お互いに励ましあいながら、頑張る力を得よう」というこの全国大会の趣旨とともに、来年は富山にバトンタッチです。

参加された皆様、お疲れ様でした。また松山にいらっしゃる時には、お声をかけて下さい。
お待ちしています。

在宅ホスピス協会会員・全国大会(松山)実行委員会代表 森 菊子
医療法人聖愛会 在宅サービス事業部 部長)

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