ニュースレター

第124号ニュースレター

『第12回 在宅ホスピス協会全国大会 in 高岡を終えて』

9月の下旬、25日のウエルカムパーティーから始まり、26日・27日と3日間にわたり、富山県は高岡市において在宅ホスピス協会の全国大会が行われました。幸い、天候は汗ばむくらいの秋晴れに恵まれて、2日目の午前中の高岡での小旅行も楽しんでいただけたようです。

今回のメインテーマは「病院から在宅へ」~在宅ホスピスケアの普及のために~として、病院からシームレスに在宅へお送りするための障害やKnow Howを話し合いました。
2日目の分科会では、Ⅰ:病院からみた連携のあり方、Ⅱ:地域・在宅から見た連携のあり方;介護支援専門員の立場から、Ⅲ:ご家族・ご遺族からみた連携のあり方、として各分科会にて真剣に富山県の立場から、また全国で推進している立場から意見交換をいたしました。特に、分科会Ⅲでは、ご遺族の皆様から実体験をもとに多くの意見をいただき、医療者の気付かないところもご指摘をいただきました。
懇親会では、富山県の代表的な民謡である、越中おわら節を胡弓の音に合わせて会場全体で踊りを体験いたしました。またゲームでは、偉い先生も皆、お顔に洗濯ばさみをつけられるなど、年齢や立場を越えて楽しんでいただきました。
3日目は、市民公開シンポジウムとして、『在宅ホスピスケア普及のために:~富山県の現状を踏まえて~』と題して、厚生労働省からの間先生を始め、富山県の各医療圏で在宅医療や医療行政に携わる各職種の皆様にご参集いただきました。約130名の参加者のもと、熱のこもった議論となり、富山県において、また全国的な在宅ホスピスケアにおいても、また一つの起爆剤となったことと思います。

今回の大会を通して、在宅ホスピスケアはこれからも決して容易に普及できるものではない分野ではありますが、真剣に取り組む富山県の医療者、そして全国の皆様によって確実に種が実を結んで行くものと確信いたしました。

来年は、岐阜です。小笠原先生へしっかりバトンをお渡ししました。 どうかこの1年、協会の皆様にとって、また在宅ホスピスケアの患者様にとっても有意義な1年でありますように、岐阜での報告を今から期待しております。 最後に、不慣れな大会運営となり、多くの皆様にご心配とご迷惑をおかけしたことと存じます。この場をおかりして、お詫びと御礼を申し上げます。

在宅ホスピス協会会員・第12回全国大会(高岡)大会長 村上 望(富山県済生会高岡病院 緩和ケア委員長)

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