ニュースレター

第129号ニュースレター

『看護師の労務改善について』

24時間対応が必須 の在宅ホスピスケアは、医療者、特に看護師へ大きな負担を強いる。
パリアンでは創立当初の短期間を除いて、ファーストコール、セカンドコールをナースが担当してきた。医師はともかくとして、看護師の労働負担は大きく、その改善はパリアン創立当初から大きな課題であった。

当初、看護師は 通常の勤務を行いながら、1週間の24時間緊急当番!を担った。3年前に当番の翌週の火曜日を休みにし、さらに2年前より緊急当番を月火、水木、金~日に分け、当番明けの日は早めに退社できるようにした。金~日を担当した看護師は以前と同じく、火曜日を休みとした。加えて一日あたりの当番手当をアップし、夜間の訪問手当、死後のケア手当を新設した。処遇改善の効あってか、今年度の看護師の離職は既定の看護師1名のみであった。

高品質のケアを届けるためには看護師の処遇改善は不可避であり、パリアンのような濃厚な24時間ケアを行う訪問看護に対しては、診療報酬上の特別な配慮が必要だと考えている。

在宅ホスピス協会顧問 川越 厚(医療法人社団パリアン クリニック川越 院長)

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