ニュースレター

第132号ニュースレター

さて、前回のニュースレターで多方面、全国各地から35名の新役員の方々を紹介させていただきましたが、今回さらに新しく役員になっていただいた方が4名いらっしゃいますので紹介します。
顧問  :         東京大学       清水哲郎 (東京都)
世話人 : <医師>    青森慈恵会病院    小枝淳一 (青森県)
      <薬剤師>   十和田市立中央病院  小笠原恵子(青森県)
      <作業療法士> 千葉県立保健医療大学 安部能成 (千葉県)

さらに全国各地、多職種になりました。今後ともよろしくお願い致します。

皆さま、こんにちは。昨年の岐阜での全国大会からもう1年たってしまいました。3月には、未曾有の大震災があり、被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

その震災にも関連してくる事ですが、今私たちは、小笠原内科から少し距離のある場所での在宅緩和ケアに取り組んでいます。距離にして10㎞から30㎞、所要時間は30分から1時間程度かかるところで、地元のDr.、訪問看護ステーションやケアマネジャーと連携する事によって、今まで在宅での看取りを希望していても在宅医や訪問看護ステーションが見つからず病院で亡くなっていた人たちが、住み慣れた我が家で、安心して過ごせるようになっています。今まで在宅緩和ケアの経験が浅かったDr.、訪問看護師も緩和の方法、過程、家族ケアなどを共に、実践していくことで成功体験を得、自信がつき、次の機会からはためらわずに在宅緩和ケアに取り組んでいらっしゃいます。実際に、連携したチームはその後在宅看取り率が20%上がったようです。

訪問看護ステーション同士では、顔の見える関係以上に親密になり、ステーション相互の質の向上ができました。このケアシステムを岐阜県の看護協会や日本訪問看護振興財団から助成を受けて、報告書としてまとめることができました。

この遠隔診療では、報告だけでは連携が取りにくい部分を、主治医がテレビ電話で患者・家族・連携医・訪問看護師と顔を見て話をすることによって、直ちに状況に沿った指示が直接できるので患者、家族の方から安心だと大変好評を得ております。震災などの際、このシステムが在宅医療で有効に利用できないかどうか、今、総務省、厚生労働省や遠隔医療学会と一緒に検討をしていますので、それはまた後日、皆様にお知らせしたいと思います。

それでは、全国大会でお会いしましょう。

日本在宅ホスピス協会 世話人 木村久美子(小笠原訪問看護ステーション 管理者)

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