ニュースレター

第142号ニュースレター

日本在宅ホスピス協会です。日本在宅ホスピス協会全国大会in浜松も過去最高のたくさ んの方に参加していただき、盛況に終わりました。大会長の小野先生、実行委員長の金子 先生はじめ、実行委員の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。
毎年、この全国大会の時にHHA役員会議を開いておりますが、今回は今後多職種連携の キーパーソンとなる人材、トータルヘルスプランナー(THP)をHHAで認定していくとい う議案を出し、認められました。認定要件などについては今後、認定委員会を立ち上げて 十分話しあって決めていく予定ですが、THPの認定を通して在宅ホスピス緩和ケアの質の 向上に役立てればと思っております。皆様、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

今回のニュースレターは前回に引き続き、THP として小笠原内科で任命した方の THP 取得後の変化と THP のいる診療所のドクターからのお便りです。


THP 取得 1 年を振り返って

小笠原先生のもとにお伺いし THP についてご指導頂いたのは昨年の 9 月でした。
1 年を振り返ってみて、数字として、看取り率も看取り数も年々増えてきていますが、数 字云々や看取りに限らず、最も感じるのは本当に多様なケースが増えているという事です。 非癌のみとり、若い癌の方、認知症の方や取り巻く環境、また現代の医療の制度やあり方が 生活の上で問題を複雑化している事も有り、それぞれの背景、抱える問題や壁は本当に様々 であります。
そんな中訪問看護の実践の現場のみならず、役所、福祉 介護、地域医療機関等、連携、 相談等必要な調整、協働する事が増えてきています。情報共有、多職種相互の理解を深める 事が大切である事。言語化すると当たり前の事ですが、実際に、こういう事なんだ…と主役 の患者、家族を含め皆で実感する事や、チームの総和によって達成できることが少しずつ増 えてきました。患者さんを中心に、点の関わりではなく、滑らかな線でつながれて、つなが っていく…そんな地域のチームを感じると言えばよいのでしょうか。
様々なケース、日々を振り返ってみた時、この 1 年の変化に気づき、改めて小笠原内科医 院での活気あるチーム、取り組む姿勢を肌で感じ、THP という事を学ばせて頂いた事が私 自身に大きな刺激を与えてくれている事を感じました。少しずつでは有りますが、自分の活 動にも変化が出てきているのだと思います。さらなる高齢化社会 多死社会、医療の進歩、 今後も様々な方との御縁が有ると思います。地域包括ケアシステムの、チームの一員として 少しでも地域に貢献していきたいと思います。
そしてまだまだ未熟ではありますが、THP として役割が担えるよう、しっかり意識して 精進していきたいと思います。皆様どうぞよろしくお願い申しあげます。

長尾クリニック THP 岡本 法子

ニュースレター第142号

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